売る?活かす?
その前に知っておきたい
“税制活用のカギ”【前編】
1.和歌山は「空き家率全国2位」のエリア
総務省の2023年調査によると、
和歌山県の空き家数は約10万5,300戸。
空き家率は21.25%で全国2位という高さです
※全国平均は13.84%)
※参照:ダイヤモンド不動産研究所

こうした空き家は全国的に
増え続けていることから、
国も自治体も
“空き家を放置せず、有効活用してほしい”
という方向に本格的に舵を切っています。
相続不動産があり、これから新築や
リノベーションをお考えの方にとっては、
「相続した家をどう扱うか」
=「これからの暮らしをどうデザインするか」
ということが大きなテーマになってくるでしょう。
2.放置するとどうなる?
空き家をめぐる最新ルール
空家対策特別措置法の改正で
「放置」にますます厳しく
「空家等対策の推進に関する
特別措置法(空家法)」の改正により、
倒壊の危険や衛生・
景観に問題がある空き家は
「特定空家等」に指定され、
助言・指導 → 勧告 → 命令 →
行政代執行(強制撤去)
といった手続きが取られる仕組みが
整えられています。
※参照:国土交通省
さらに、「特定空家等」と
判断され勧告を受けた土地は、
固定資産税の“住宅用地特例”
の対象から外れる ため、
税額が大きく跳ね上がる
可能性があるため注意が必要です。
「住んでいないから、固定資産税だけ
払っておけばいいや……」
という時代ではなくなりつつあります!
3.相続空き家の“売る”を
後押しする【3,000万円特別控除】
親から相続した実家を売却するときに
大きな味方になるのが、
「空き家の譲渡所得3,000万円特別控除」
です。
※参照: 国土交通省

どれくらいおトクになる?

「放置して固定資産税を払い続ける」のか、
「期限内に売却して税負担を抑え、
新しい暮らしの資金に変える」のか。
相続した空き家をお持ちの方は、
まずここを押さえておきたいところです。
4.和歌山は「空き家移住」
が売り手市場に
国土交通省は、既存住宅や
リフォーム市場の活性化に力を入れており、
建物検査+保証がセットになった保険制度や、
買取再販の支援策などを整備しています。
※参照:国土交通省
和歌山市でも、
市外からの移住者が
市内の空き家バンク登録物件を購入し、
改修して定住する場合、
改修費の一部を補助する制度
を用意しており、窓口も充実していることから
移住希望者に人気の地域となっています。
※参照:和歌山市公式サイト
わかやまLIFE

「和歌山の空き家を買って
自分たちらしくリノベーションして暮らす」
という選択肢は一定して根強い人気があります。
居住予定のない相続物件がある場合は、
売却する他、賃貸として活用する
方法もありますね。
5.土地の活用方法を
イメージしましょう!
ポイントは、相続後の土地の活用方法を
具体的にイメージすることです。
弊社にお問合せいただく方の中では、
「親から受け継いだ大切な土地や建物を
安心して住み継げるようにしたい」と
望まれる方が増えています。

売却するだけでなく、
上記のような選択肢で迷われていらっしゃる方も
当社は設計施工部門と連携していますので、
ご要望に合わせたさまざまなご提案が可能です。
ぜひ、お気軽にご相談ください。
さて、次回は
和歌山で“親の住まい”を相続したら
【後編】をお届けします。
お楽しみに!
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